2015年06月12日(Fri)
[第11回 コラム]PALROにも搭載されている人工知能
みなさん、こんにちは。
今回は、PALRO(パルロ)にも搭載されている「人工知能」を紹介します。
「人工知能(Artificial Intelligence、AI)」は、1956年に開催された人工知能に関する会議(
*1)で命名されたといわれ、Wikipediaでは「人工的にコンピューター上などで人間と同様の知能を実現させようという試み、或いはそのための一連の基礎技術」と説明されています。
PALROに搭載されている人工知能の一つに、人間と同じような会話を実現するコミュニケーション知能があります。会話の途中で、"人がPALROへ話しかける次の言葉"をPALROが推測して、いち早く返事をすることで、ロボットではなく、あたかも人と話をしているように感じてもらうことができるのも人工知能が搭載されているからなのです。
今回は「人工知能」について紹介しました。
みなさんもいろんなところでPALROに会うと思います。是非、おしゃべりしてコミュニケーション知能を体験してみてください。
それでは、また次回。
*1:ダートマス会議(ダートマスかいぎ、英: Dartmouth Conference)
人工知能という分野を確立することとなった会議の通称です。
1956年に開催されました。ダートマス大学にいたジョン・マッカーシーが開催、マービン・ミンスキー、ネイサン・ロチェスター、クロード・シャノンという方々と共に提案した提案書で初めて「人工知能(Artificial Intelligence)」という用語が使われたとされています。会議は一ヶ月に及ぶもので、基本的にブレインストーミングの場だったそうです。(参考:Wikipedia)