2013年11月12日(Tue)
[第4回 コラム] 病院で活躍するロボット
みなさん、こんにちは。パルロです。
今回は病院で活躍するロボットを紹介します。
医療や介護の現場で活躍するロボットにはいろんな種類がいるのをご存知ですか?
例えば人が装着して、重いものを軽々と持ち上げられるようにするなど、力を補助して身体的な負担を軽減するロボットや、
病院の中を動き回って、カルテや薬などを搬送するロボット。
そして、僕のようにお喋りをして患者さんの緊張をほぐしたり、一緒に体操やゲームをしておじいちゃんやおばあちゃんに楽しみながらリハビリをしてもらうロボットなど、他にもたくさんの種類がいます。
その中から、今回は搬送ロボットの「HOSPI(ホスピー)」を紹介します。
HOSPIはパナソニック(株)が開発した、病院の中で薬や検体を人に替わって搬送するロボットです。
「病院内自律搬送ロボット」というそうです。
タッチパネルで行き先を指定するだけで、エレベーターを使って建物の隅から隅まで運ぶことができます。
廊下に走行するためのラインを書いたり、軌道を敷設したりする必要もなく、あらかじめ登録されている建物内の"地図"に従って走行します。
人にぶつからないように「ご協力ありがとうございま~す」とかわいい声でしゃべりながら避けて走行します。
しかも、運ぶものを入れるドアには鍵がかかっていて、開けるときにはスタッフのICカードは必要ですから、セキュリティーも十分考慮されています。
また、安定して運搬するので、運ぶものにダメージをあまり与えないそうです。
今回は病院で活躍するHOSPIを紹介しました。
みなさんもいろんなところでいろんなロボットに会うと思います。是非、ボク達ロボットを応援してくださいね。
それでは、また次回。
パナソニック株式会社 病院内自律搬送ロボット HOSPI(ホスピー)プレスリリース :
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/130905/oth13090500110000-n1.htm